【緑内障闘病記】緑内障患者はなぜ通院をやめてしまう人が多いのか

なぜってそれは、治療も抑止も体感できない上に通院って負担だからだ

緑内障について多少知っている方であれば、「失明する怖い病気」という認識のある人は多いと思う。

ところが、ある統計によると、緑内障と診断されても、1年後には4割が受診しなくなるとかいう話がある。

失明するかもしれないのに、病院に行かなくなるのはなぜなのか…と、緑内障が判明した当時は思っていたわけであるが、最近は通院したくない気持ちがよくわかるようになってきた。

理由1、効果がわからないから。

よほど病気が進行してない限り、自覚症状はないし視野が欠けている感じもしない。目薬を出されたけれど、使っても効果がさっぱり体感できない。目薬が合わない場合は充血があったり痛みがあったり目の周りに黒ずみが出てきたり…効果よりも副作用ばかりが目立つ。

なんでこんな不快な思いをしてまでわけわからん治療を続けるのかという気持ちは、ここ1年半緑内障と付き合ってきてよく感じる。

正直いうと、私の点眼治療は数値的にも大した効果が出てないんだよね。

点眼なしで11〜13くらいの眼圧でもともとやや低めであることもあるんだけど、これまで試した「キサラタン」「エイベリス」の2種の点眼薬ではそんなに数値が変わってない。

2020年9月14日に受けた先日の検査も、目薬を注した右目、注してない左目共に眼圧は12。それでも医者先生は、もう少し経過を見ましょうか〜と呑気なことを言っている。

合わないなら薬変えるなりさ、なんかないんですか?って思うし言うのだが、医者先生的には2〜3回で効果を決めつけるって言うのは早計だとのこと。

早計って言うけど、一回の診察の間には数ヶ月空いていて、もうこの目薬使って半年以上立つのだよ?半年使って早いとは????

緑内障ビギナーの感覚と、緑内障診察慣れしてる医者の判断には大きな壁があるらしい。

理由2、通院が負担。

特に大きな病院の場合、予約した上で平日の午前中しか診察がしてもらえないことが多く、それは一般的な会社員にはなかなか時間の確保が大変なのである。緑内障に限ったことではないけど、通院ってめんどくさいね。貴重な有給休暇が楽しくもないことに消費されるのはうんざりする。

加えてお金もかかる。私の場合、視野検査や診察や画像検査ひっくるめて一回の診察が3〜4,000円。プラス薬代が1,000円ちょい。

効果が実感できていればありがたいと思うのかもしれないが、さっぱり実感がないと、なんか損したような気分になる。

なんで緑内障なんかになってしまったのだろうという、仕方のないことにモヤつきながら、今回も財布から私の1週間分の食費相当のお金が消滅した。

さらに言うと、病院って概して待ち時間が長い。人気がある病院であるほど長い。予約をしていても時間がずれることはあるあるなのです。結論、通院ってしんどい。

理由3、検査が疲れる。

これは患者の性格にもよるかもしれないが、緑内障の視野検査や眼圧検査って地味〜に緊張する。

視野検査では、白いドーム状の視界の中に光の点滅をひたすらに探し、点滅が見えたらボタンを押すと言う作業をするのだが、10分とかそのくらいの時間の検査中、光を見落とさないよう集中しきると言うのが結構疲れる。私の場合は視野検査中、口が半開きになっているらしく、終わるとめちゃくちゃ口内が乾燥している。

あれはミスると余計時間がかかるんだよね?多分。ボタン押しすぎたり目が泳いだりすると機械が再検査をかけている、おそらく。

それでも100%正確な結果は出なくて、これについても、回数を重ねて時間をかけて経過を見ましょう〜ってのが医者の見解。えらくのんびりしている。緊張しきって頑張って検査してもはっきりした結果も出ないのは徒労感すら感じる。

眼圧の検査は、風圧で測るタイプと直接機械当てるタイプとあるけど、いずれにせよ眼に何か迫ってくるのって緊張する。個人的にはまだ直接式の方がマシではあるけど。つまりまぁ、検査って疲れる。

緑内障患者、治療・通院やめないよう頑張ろうね

たかだか1年半緑内障と付き合っただけで、「この治療・通院に意味はあるのか、正直めんどいな」と感じるわけで、これが一生続くと思うと投げ出したくなるのはよく分かる。

緑内障発覚当初は失明に怯えたりもしたが、病気の進行が全く実感できないと慢心も起こってくるんだね。感情の変化よ…。

でもこの病気の恐ろしいのは、自分で症状に気付く頃には末期ってことだと思う。

視野検査や眼圧検査の経過はある程度ストックしないと変化の計測ができないし、定期チェックだと思って通院は頑張ります。

治療方針については医者とも相談するしかないよね。必要性が納得できれば、治療や通院のモチベーションも上がるのかもしれない。

お話ができない医者なら、病院を変えたっていいわけです。緑内障はメジャーな病気だから、眼科医なら診れない先生はいないと思うし。

私は次の通院時には、他のお薬への変更検討や、あるいはレーザー手術についても聞くだけ聞いてみようかな…。

視野を失ってからでは遅いので、緑内障患者の皆さんはいっしょに闘っていきましょうね!

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