紙面のデザインをひらすら褒める #2020年4月-2回目

雑誌のデザインをひたすら褒めるやつ。溜まってきてるので今月は2度更新。
 

1.フレームはあえてかっちりしないフリースタイル

VOCE(ヴォーチェ)2020年6月号 p.12

変形切り抜きに縁取り…ではなく、線をずらしたフレームを重ねることでゆるっと自由な印象に。

細い白、その儚さがふんわりとした空気感の演出になっています。

似た構図の写真が続くページですが、その中にリズム感を生む変則レイアウト。

02.一角だけでも吹き出しが成立する

RAY(レイ)2020年6月号 p.59

スクラップみたいなフリーダムな切り抜きに、ゆるっとした吹き出しが似合います。

吹き出しがないと、どの写真の文章なのかわかりにくいので、吹き出しは必要なんですけど、全部囲う訳ではなく一部にしてるので軽さが残ってていいなと思いました。

ナナメにしれっと飾りタイトルが入ってるのも一体感になっててgood。

03.コピーが本文に食い込んでいく自由配置

POPEYE(ポパイ)2020年5月号 p.185

フリーダムですねえ。文字のブロック、ガチャガチャにズレてる。

本文の長文テキスト、コピーのせいで凹んでいる。

ピンクのライン、すっごい目立つけどこれは背景の一環なんよな?

カルチャー系の雑誌って、あえて『引っかかる』を残して『フツウと違う感』『情報満載感』を醸していくのが面白いです。

04.リズミカルに重なる吹き出しコンボ

TARZAN(ターザン)2020年4月23日号 NO.785 p.63

漫画の吹き出しのようですね。段々になった吹き出し、ちょっとポップで元気な印象。

吹き出しは全部つなげる訳ではなく、繋がってたり重なってたりの自由さがあるのが賑やかさが出ていていいなと思いました。

黒+シアン1色というページだけど、寂しくならない工夫が凝らされています。

05.丸かっこをフレーム感覚で使う

RAY(レイ)2020年6月号 p.21

()をフレーム感覚で使うデザイン、近年漫画の装丁などでも見かけて気になってたんですが、雑誌でも使われるんですねえ。

ミニマル&ゆとりあるデザインには合うのかな。弧を描く分場所はとるよね。

写真に乗せるテキストをここまで白にこだわるデザインってあんまり作ったことないな。

06.L字でコンパクトな文字入れ

RAY(レイ)2020年6月号 p.58

写真に添わせてL時に文字を配置することで、さりげなく写真のフレーム的な役割も果たしつつコピーを入れている。

情報量が多い賑やかなページだからこそ、一つのあしらいに多機能性を持たせていてうまいなと思ったページでした。

スモーキーパステル(あってるのか?)な配色も、透明感のある女子っぽさがまとまりあって綺麗です。

 

今月は以上!明日から5月!あっという間に夏ですね。

GW、自宅待機の皆さんはKindle Unlimited で本でも読んだらいいよ。

SPONSORED LINK
関連記事
  • 没デザインアーカイブ 2020年7月 没デザインアーカイブ 2020年7月
  • 吉田ユニ個展『Dinalog』感想などを今更ながらまとめておく 吉田ユニ個展『Dinalog』感想などを今更ながらまとめておく
  • 【制作実績】恵那峡リニューアルイベントウィークチラシ 【制作実績】恵那峡リニューアルイベントウィークチラシ
  • 紙面のデザインをひらすら褒める #2020年5月 紙面のデザインをひらすら褒める #2020年5月
  • ローソンのパッケージ戦略について考える ローソンのパッケージ戦略について考える
  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA