【緑内障闘病記】若い女が緑内障になるということは、妊娠出産のハードルが上がるということ

おはこんばんちは。

タイトルの通りなんですけど、ヤッパリ考えちゃうよね〜って話。

 

有藤は女性でございます。現在25才。恋人もおります。

緑内障についてそこそこ調べて、それから気になったのは、『緑内障患者の出産』についてでした。

正直言うと、子供が欲しいと思ったことはこれまでありませんでした。

  • 自分の収入も手取り15万とかしかないし、貯金があるわけでもないのに子供なんて…
  • たとえばだけど玉の輿結婚が実現したとしても、超少子高齢社会になる日本に子供を産むと言うのは、子供に対しても酷なのでは…?
  • まだまだデザイナーの仕事始めたばかりだし、現役戦士外れて実力鈍らせたくないな…

などと色々言い訳をして、出産、ついでに言えば結婚もしないつもりでいたんですが、いざ難しいよって言われると、ちょっと迷うのでした…。

緑内障患者と妊娠・出産の問題

緑内障を調べていると、遺伝が関係するということは早いの段階で知ることになると思います。

多くの場合、医者にも「血縁者に緑内障患者がいるか」と聞かれるはず。(私の場合、両親・祖父母には緑内障患者いないのですが…)

ということは、もしも出産をしたら、我が子も緑内障になる可能性が高いということです。

大切な子どもの人生にもリスクを背負わせる可能性があるということ。

そして、若くして緑内障であると言うことは、将来的に見えなくなる可能性も大いにある。

治療をしていくといっても、最良でも現状維持な訳です。

今のところ視神経を蘇らせて視野を戻す手段は見つかっていない。個人差がありますが、20代で発症がわかったなら、30代では手術が必要なまでに悪化している場合もある。

我が子が育っていく過程を見られない。子育てをするどころか、足手まといになってしまう。そういう可能性がある。

 

もちろん、誰にとっても、完璧な将来の保証なんてできやしないのです。

例えば緑内障でなくたって、突発的な事故で視覚障害者になることだって、人生にはあり得ます。

でもやっぱり、進行形の持病があることは、子育てのような将来性のある長期的な挑戦に踏み込みにくくなるのは確かだなぁと思っています。

 

20代って、なんとなく結婚・出産に憧れを抱いている人も多いと思います。自分は『産める側』であると、それを疑うこともなく過ごしている。それが『普通』。

若い人が緑内障になるということは、そういった『普通』の可能性まで閉ざされる可能性があるわけですね。

緑内障でも子どもを望むことは不可能ではありませんが…

生殖系器官の問題はないので、緑内障患者でも妊娠は可能です。

リスクを鑑みた上でも産む選択をしたいと言うのなら、不可能ではない。

ただし、そこについて回るのは治療問題です。

多くの場合、緑内障患者は目薬の点眼治療をしているはず。

点眼薬は目に対してだけではなく、全身に影響があるようです。

少なくとも、以下の薬については妊娠時に使用すると胎児に影響があることがわかっているとのこと。

  • プロスタグランジン系:子宮収縮・胎盤血管収縮・動脈管収縮作用があるので危険。ルミガン、トラバタンズ、タプロス、ラタノプロストなど
  • 炭酸脱水素酵素阻害薬:胎児が奇形になりやすくなる。エイゾプト、トルソプトなど

ではこれ以外の薬なら大丈夫かというとそうでもありません。

私の診察をしてくださっているお医者様にも聞いてみたのですが、『担当医の方針にもよるとは思うけど、多分、妊娠を相談したらだいたいどの薬でも点眼を一旦ストップと言う方針になるんじゃないかなぁ〜』といわれました。

と言うのも、点眼とはいえやはり薬ではあるので、妊娠〜授乳にあたって赤ちゃんに成分が届いた場合に、子に影響が無いと言う保証がないそうです。

投薬が禁忌とはされていなくても、大丈夫と言う科学的な裏付けが取れないから、治療はやめておくのが無難という消極的選択を取らざるを得ないということでしょう。

リスクを踏まえても産みたいという覚悟があるのなら

まぁ不思議なことに、妊娠すると眼圧が下がる人が多いらしいという研究結果は国内外で発表されています。

妊娠すると15〜18%程度眼圧が下がるので、点眼を中止しても期待する眼圧を保つ事が出来る場合があるとのこと。

ホルモンバランスの影響だそうですが、生命の誕生のメカニズムにはわかってないことも多いですね…。

しかし逆に、1〜3年とかの妊娠〜授乳期間に点眼をやめたことや、あるいは出産のいきみやストレスなのか、急激に緑内障が進行すると言う場合もあるらしいです。

正直、20〜30代で緑内障で、しかも産んだと言う事例自体が少ないため、はっきりとこうなるだろうと予測できないのが現状なのかなぁと思います。もともと個人差の大きい病だしね。

最終的な判断は自分。相談と熟考の上で決断を

医師の話を聞き、いろいろと調べてみた上で、有藤は『生涯産まない』の方向でいくと思います。

恋人と話したわけではないですが、自分の中の考えとしては固まりました。

まぁ、もともと出産を望んでなかったので、産まない理由が増えただけという納得。

ただ、人間、無くしてから気付くものなんですよね。ちょっと寂しいなとは思うし、親や国に不孝だとも思うし、恋人にも言わなきゃなぁっていう後ろめたさみたいなものはあります。

 

つらつらと書いてきたのですが、私は『産みたい』人を否定しているわけではありません。自分(と家族)の人生ですから、その人が望む形が一番良いのだろうと思います。

決断は自分でするしかありません。

 

失礼ながら、眼科の先生は眼以外のことが、からっきしな方もいらしゃるでしょう。

産むことを考える場合には、産科と眼科、なるべくいろんな専門家の話を聞いてみたほうがいいじゃないかな〜とは思います。セカンドオピニオンを求めるのもアリかと。

できれば大きめの病院で、産科と眼科の院内連携が取れると後がスムーズかなと思います。

女性じゃなくて男性側が緑内障でも言えることではありますが、お医者様と、パートナーをはじめとする家族と、よくご相談の上で判断してくださいね。

 

参考
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  • コメント3件

  • たか より:

     はじめまして。たかと言います。緑内障でいろいろ検索していましたら、有藤さんのブログを見つけ拝見しております。自分は今47歳で、5年前の人間ドックで左目の乳頭陥凹拡大と言われ、眼科で精密検査をしたところ、初期の緑内障と言われました。小さい頃から強度近視で、将来は緑内障や網膜剥離の心配があるだろうな~と思ういましたが、宣告されるとやはりショックですよね😭
     有藤さんは年齢も若く、自分よりもショックの度合いが大きいかとおもうと心中お察しします…。
     自分は治らない病ですが、出来ることをいろいろしてます。眼圧を下げると言われているツボを押してみたり、マッサージしたり。目の周りを温かくしたりなど。
     でも最近左目の進行が少し進んでいるようて、不安感満載です😅
     自分で言うのもなんてすが、奥さんも了解てますし、兄貴も友人も緑内障だったので、視覚的ポピュラーな病気だと思うにしています。
    うちの奥さんは初期の緑内障てしたが、子供も生んだので、有藤さん、諦めないでくださいね。子供も遺伝の心配もありますが、その頃には良い治療方が出来ることを信じて。
     長くなりましたが、自分も前向きで行動派でしたが、時々ふと、落ち込んだり不安にかられます。
     今はまだ見える❗だから悔いの無いようにやりたいことをやろうと考えるようにしています。
     突然のコメント失礼いたしました。

    • Arifuji82 より:

      たかさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      妊娠や出産について、私はそういう願望があまりないので、そこまで悲観しているわけじゃないのです。ただ、未来の選択肢が狭まったのは事実だと思っています。子どもへの願望が辛い方だと大変だろうなと思います。
      ポピュラーな病気の割に、いまだに根本的治療が見つかっていないのは事実ですし、将来医療に勝手に期待して子供を産むのは無責任だなというのが個人的な考えだというだけです。熟慮した上で産む方がいることも分かっていますので批判しているわけではないですよ!
      マッサージなども含めてできることをやっていくのは大事ですね。見習いたいです。

  • たか より:

    すいません、誤字が多いですね😥
    失礼いたしました。

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