紙面のデザインをひらすら褒める #2019年9月

こんにちは。気づいたら夏が終わろうとしている。

この「紙面のデザインを褒める」シリーズはできれば月1くらいのペースでは書きたいなぁと思っていたのだけど(雑誌を読む時間を取りたいといこともあり)、8月後半からしばらくなんやかんや仕事が忙しくて、気づけば9月。なんということでしょうか。

前回書いた記事はこちらだよ→紙面のデザインをひらすら褒める #20197

もしかしたら9月はもう一回書くかもしれない。かけたらいいな。

では、行ってみましょう。

01.文中にポイントでくり抜き写真を配置

OZ TRIP 2019年07月号 P.05

文章中に写真を配置する時って、ある程度の大きさを持って四角などで配置するのが基本だと思うんです。文章のブロックと同じ高さをとって収まりがいいようにするというか。

OZ TRIP の今回のページでは、ごく小さく丸くくりぬいた写真をポイントとして配置。文章に書かれていることがイメージしやすいようにされているし、見た目にも目を引く新鮮でポップなレイアウトになっています。

文章の頭がガタついちゃうので個人的にはあんまりチャレンジしない配置(笑)だと思うのですが、丸写真の頭を文章よりちょっと上げていることでがたつきの違和感を軽減しているのが秀逸です。

OZはいつも思うんですけど、行儀いい中でもほんのり女の子っぽいかわいさを演出するのがうまいです。

 

02.重ねワザの紙っぽ配置

 

大人の名古屋VOL.38 P.107

{}にそんな使い方が…と思った。確かにエレガントさのある曲線の記号だ。

{の中央からラインを引くことで綺麗なバランスに収まってますね。

あえて白背景をはみ出してレイヤー感を出すことで、紙っぽさというか、雑誌っぽさ?が出ているのがいいなぁと思ったレイアウト。

"RESTAURANT"は字が細いのもあって読みにくいけど、飾りみたいなもんだから可読性はまぁいらないといえばいらないのかもしれない。

余談だけど、{}の幅が本文の幅とあっているので、レイアウトの収まりも良い感じです。

 

03.はめ込み背景として使わない。文字と写真のグルーピングとしての四角。

CASA BRUTAS 2019年9月号 P.139

切り抜きの写真はグレーベージュの背景をぶち抜いて置かれています。商品のナンバーも大胆に自由。

だけどグリット状の背景があることで、ナンバー&タイトルの文字情報と商品の写真のリンクはわかりやすいです。

主張しないけど意味のある、頭のいいデザインです。

 

04.写真の雰囲気を壊さない、シンプルで上質なアイコン。

 

CASA BRUTAS 2019年9月号 P.42

CASA BRUTAS 今号の特集であった、水族館・動物園の記事ページ。水族館のページには、水族館名の前にお魚のアイコンがついています。ちなみに動物園のページはクマっぽい動物のマーク。

シンプルで白い線なので、続く文字と非常になじみがよく、最低限の主張しかしていません。線の太さとかも合わせてあるんやろな。

ここに色があったら絶対うざいもん。目立ちすぎて写真にスッと入れないもん。だからこの選択がベスト。

写真がとても綺麗なので、それを壊さないながらも、キャッチーなポイントになっています。

 

05.文字を重ねて背景要素に

ダウィンチ 2019年10月号 P.36-37

見開きのインタビュー記事の背景に、堂々と『人間失格』の文字。大きく、かつ背景とのコントラストは弱く置いてあるので、文字として認識はできるものの、本文を邪魔しません。

ダウィンチは小説・読書がメインの雑誌なので、文字で遊ぶレイアウトがうまい気がしています。

1Pの文字量が多めなんですけど、読者層考えたら読書好きが多いはずなので客層にあっているのでしょう。

左上に見切れている『文豪』は今号の特集タイトルです。特集通して各所に配置されています。見切れ方かっこいい。方眼原稿紙みたいなのもかっこいい。

06.文字は時としてアートになる

ダウィンチ 2019年10月号 P.31

デザインレイアウトというより写真の話なんですけど、プロジェクターとかで文字を浮かび上がらせて撮影しているのかな。

サイバー感もあるような、文字が融けた世界は、今号の特集を飾る写真として美しかったです。

文字の重なりは特集タイトルなどにも活かされていました。レイヤーレイヤーしている。大好き。

さっきも書いたけど、『文豪』が切れているのは仕様。文字もインデックスアイコンになるんやな。

 

07.枠線と融合する文字たち

クロワッサン 2019年07月25日 No.1001 P.100

シンプルな黒罫で文章を区切っているんですけど、 よく見るとcroissant〜の文字が線と連結していたり、"EXIBITION"のNだけは線に食い込ませていたりなど、単調にならないように動きを出しています。

毎号ついてるコラムページなので、今号に限ったレイアウトではないですが…、毎回あるからこそ、アレンジしやすく、単調になりにくいデザインにしているのかしらと思ったり。

クロワッサンのCCCも、遊びが効いていますね。

 

今日はここらへんで!ありがとうございました!

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